その中で、毎回楽しみなのが夜勤で目にする
おじいちゃん、おばあちゃんの行動です。
消灯後のラウンドは、ネタだらけです笑。
足の骨折で入院してきたはずのおじいちゃんが
オムツ一枚で歩いて部屋から出てきました。
幽霊より恐怖で悲鳴をあげたことも笑。
尿取りパットをアイマスク代わりに
顔に乗せている おじいちゃんも笑。
いきなり起き上がり「水戸黄門か?」
と聞かれたので、自分の名札を照 らして
「この紋所が目に入らぬか?」
と言ってみたこともありました笑。
私にイラストのセ ンスがあったら、
漫画に出来そうなエピソードばかりで
認知症患者さんの世界は興味深いものばかりです。
自分の興味のあることを突き詰めると、
自分が進みたい道が見えてくるのだと知りました。
周りの先輩からは、
認知症を極めたらいいのではないか?
とアドバイスをいただいたり。
仕事を休まず向き合うことで、
私の道は少しずつ開いてきました。
最近では、長く看護師と して働くには
どんな現場が良いかアルバイトを通じて模索中です。
アルバイトについては、 また別の記事に書きますね。では。
名前:うに
性別:女性
経歴:東北出身。
SNS:Twitter
[プロフィール]
高校受験で失敗しすぎて県外の高校になんとか入る。大学受験の面接で怒られるが、なんとか合格。しかし、目的がなくバイトしすぎて留年。母がうつ病になり学費払えず大学中退。現実逃避でなぜかミュージシャンを目指して東京に上京。新聞配達しながら音楽専門学校へ入る。カオスな生活から、普通の生活をしたいと音楽専門学校を辞めてフリーターになる。知り合いから病院で働かないかと声がかかり、とりあえず看護助手となる。職場で看護学校受けないかと言われ、中学生のドリルを解き絶望感と因数分解の必要性に悩まされながら受験。なぜか合格。10歳年下の同級生たちと看護師を目指し、なんとか生き残り国家試験合格。現在、看護師二年目。急性期病棟で奮闘中。