夜勤中に飲むヨーグルトを900mlがぶ飲みして
朝ご飯配る時に地獄をみた看護師うにです。
今日は、夜勤明けに久しぶりのヘアサロンを
予約していたのに寝過ごしてしまった。
朝5時におむつ交換から始まる。
それはまるでスクラッチくじのように
💩(便)が当たりという不思議なルールが
いつの間にかできた。笑
💩(便)に連続で当たったら運がつくと。
だから、なぜか宝くじを買おうという発想にまで発展した。
私は💩(便)の確率が高く、綺麗におむつを整えたあとに踏ん張られることが多く
立ち去ろうとすると
「💩(便)でた。」と呼び止められる。
そして病棟で私のキャッチフレーズができた。
「歩く下剤」
なんともリアクションしづらい。
💩(便)が運をもたらした。
そんな💩(便)な日々で
同じ夜勤をしていた先輩が
とうとう宝くじが当たった。
金額は50万。
ナンバーズ4で当てたと。
使い道を聞いたら、なんとも看護師らしい回答が。
奨学金の返済に使うと。
看護師は、奨学金で通う人が多い。
なぜなら、3年働けば無償になるお礼奉公システムがあるから。
しかし、この3年が人生最大の我慢と忍耐。
石の上にも三年の意味を体感する。
私の人生1/3は馬人生であったから。
私に馬がいなかったら高校に進学できなかったくらい
馬に助けられてたのです。
あ、ギャンブラーではありません。笑
子供の頃から田舎で馬に乗ってハイジのような暮らしを
していたのです。(少し話を盛りました。)
看護学校の合格通知が来たものの、
入学金と教材費を振り込むのにあと5万足りなかった。
しかし、私にも奇跡が。
ジェンティルドンナ(父:ディープインパクト)の美しさに
一目惚れして勝った馬券。
父ディープインパクトを思わせる追い込みで
優勝したのです。
2千円が6万になって返ってきた。
あの日のジェンティルに感謝。
無事入学できた。
私も来年には、夢に見たお礼奉公が終わる。
私の3年で得たキャッチフレーズが
「歩く下剤」で終わらないように
認知症のおじいちゃん達に覚えてもらえるよう
毎日、「私は一番美人なうにです。」と
挨拶するのですが誰一人覚えない。笑
人生も仕事も楽しくするのは自分
自分の脳内が楽しいと
周りも楽しくなる。
3Kと言われるこの仕事。
きつい
汚い
給料安い
物事には多面性がある。
考え方は、無限大。
苦労が多い分、見える景色は美しい。名前:うに
性別:女性
経歴:東北出身。
SNS:Twitter
[プロフィール]
高校受験で失敗しすぎて県外の高校になんとか入る。大学受験の面接で怒られるが、なんとか合格。しかし、目的がなくバイトしすぎて留年。母がうつ病になり学費払えず大学中退。現実逃避でなぜかミュージシャンを目指して東京に上京。新聞配達しながら音楽専門学校へ入る。カオスな生活から、普通の生活をしたいと音楽専門学校を辞めてフリーターになる。知り合いから病院で働かないかと声がかかり、とりあえず看護助手となる。職場で看護学校受けないかと言われ、中学生のドリルを解き絶望感と因数分解の必要性に悩まされながら受験。なぜか合格。10歳年下の同級生たちと看護師を目指し、なんとか生き残り国家試験合格。現在、看護師二年目。急性期病棟で奮闘中。