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私の未来、ここにある

先輩ナースのほっとステーション by縁JOYナース部

看護師が自分自身の「セルフアセスメント」を考える②

看護師が自分自身の「セルフアセスメント」を考える②

様々なことをきっかけに

「自分を自分でアセスメントすることができていなかった」

と気づいた私(前回までのお話しはこちらから)。


看護師になってからも

医療、看護、患者さん、先輩、病院の中のこと…

色んなことが分からず混乱していました。

 

常に「自分以外」の何かで頭がいっぱいでした。

しかしどんなに辛くても「患者さんのため」になると

思いながら頑張ってきました。

そして経験も積み段々少しずつ色んなことが

分かるようになってきました。

看護師をやっていてよかったと

心の底から思うこともありました。

 


数年前結婚を機に病院を退職し施設へ転職。

自宅から近く、今まで経験したことのない分野に

挑戦したいという思いもあり職場を選びました。

 

そしてある事件を機に私は大事なことに気づいたのです。

ある事件とは、

1、「すいません、すいませんって何なの?」事件

2、「他人は変えられない。完璧主義?私のせい?」事件

です。

1、「すいません、すいませんって何なの?」事件

お局さんに自分の悪口を言われたくない、


嫌われたくないという思いから、私は普段から

必要以上に萎縮してしまい事あるごとに

「すいません」と言っていました。

それが原因でストレスだとお局さんに

「すいません、すいませんって何なの」とキレられた事件。

人間関係を築けていない人にキレられたこと、

必要以上に人格否定されたことがビックリ、恐怖、ショックでした。

2、「他人は変えられない。完璧主義?私のせい?」事件

2は、他職種のある職員の倫理観のない行動や発言に、

利用者さん、ご家族が傷つき、不安になっている状況がありました。

 

その人達は自分本意に仕事を回すことしか考えていなかったのです。

それに私が違和感を感じ見ていられず、上司に異議を唱えることにしました。

しかし、上司には

「あなたが完璧主義なのではないか」

「他人は変えられない」

「もっと気楽にやろうよ」

と言われました。


そして「私がおかしいのか、私のせいなのか」

と必要以上に自分を追い詰めてしまった事件。

自分がこれまで「患者さん、利用者さん」のために

やってきたことに自信がなくなり、

自分の中で色んなものが崩れていきました。

 


2つの事件をきっかけに

私は夜眠れなかったり、朝仕事に行けなくなってしまい

「うつ病」になりました。

そして数ヶ月休職→退職となりました。

 

その間医師、カウンセラーさん、家族、友達、

縁joyナースの舞さんなど色んな人のおかげで

気づいたことがたくさんありました。

 

まず私を心配して助けてくれる人がいることが

本当にありがたかったです。

また、こうなる前にもっと早いうちに誰かに助けを求め、

自分でもできることがあったのかもしれないとも思っていました。

 

そして今回の事件から自分への気づきがありました。

「自己肯定感の低さ」

「自分のことを何も分かっていないこと」

「それらにより自分を苦しめていること」です。

 

そして、私は「変わりたい!」と思い

「自分と向き合うこと」を決断します。

 

色んなことをしてみました。

(つづく…)

作者

活動名:いもこ(Twitter)

SNS:Twitternote


《自己紹介》
看護師7年目。急性期病棟 →施設経験あり。
スイーツ、イモを食べること、アイドル、野球観戦、お笑い、楽しいことが大好きな人。

幼少期から両親の仲が悪く、両親の顔色を伺い、ケンカの仲裁に入ったり、和ませることに必死だった。いつしか他者との人間関係でも人の顔色を伺うことが癖になり、人の反応に敏感になっていた。周りの助けもあり、数ヶ月の休職期間で「自分と向き合う」ことを決意。

仕事では昨年職場での人間関係に悩み、軽いうつ病と診断され、数ヶ月間の休職期間を経て退職。現在は人生充電中。

「自分と同じく辛い経験をしている人の力になりたい」と思い、2月に人生初イベント企画として休職、求職、人生充電中の看護師向けに【休憩ナースのほっこりカフェ会】を主催。自分の時間を楽しみながら、もがきながら様々なことにチャレンジしている。 よろしくお願い致します。

作者