看護師は、働きだしてから１～3年目まで位が一番

違和感を抱えながら働く時期かな？と思います。

現場で感じた違和感を先輩ナースに伝えても

『そうかもしれないけど、理想と現実って違うから…』

そんな風に言われることってないですか？

私は新人だった当時、『理想ってなに？現実ってなに？』と

憤りを感じながらも、働いていました。

いわゆるリアリティショックの中で、葛藤していました。

しかし年月が経てば経つほどそんな新人の頃の気持ちは

薄れて、気づけば私も『こうなったら嫌だな・・・』と

思っていた先輩ナースと同じような人になっていました。

今思えば、感覚が麻痺していたのだと思います。

今になってどうしてそんなことを

気にかけるようになったかと言うと

子供ができて『子供たちに自分の働く姿を見て

“ママのように働きたい”

と思ってもらえるのか？』

と思うようになったためです。

子供が増えるにつれて

その気持ちは強くなるけれど

理想と現実を知りすぎて切り替えが難しく

もどかしさを感じていました。

そんなある日、1冊の漫画を読んでいると、

『理想は叶わない夢の代名詞じゃない』

と言うフレーズが目に飛び込んできました。

その言葉との出会いは、全身を電気が

ビリビリと走るような体験でした。

自分の心に蓋をして働き続けていた私には

『理想＝叶わない夢』という思考が

出来上がっていたのです。

これでは、「夢を持ちなさい」「理想はなに？」とか

「好きなことを仕事にしていい」とか…

とても子供に言えません…

自分が出来ていないのに…

叶わないことを前提にして

出来ない理由ばかりを探し

『やっぱりできないな』と

自分に納得させて繰り返し諦める癖がついていました。

有名なマザーテレサの言葉を

自ら体現していると気づいた瞬間でした。

「思考に気をつけなさい。
それは、いつか言葉になるから。」

「言葉に気をつけなさい。
それは、いつか行動になるから。」

「行動に気をつけなさい。
それは、いつか習慣になるから。」

「習慣に気をつけなさい。
それは、いつか性格になるから。」

「性格に気をつけなさい。

それは、いつか運命になるから。」

私は、なんとか性格になる前に止められました。

自分で気づくことはとても難しいです。

もし気づけたなら、そこから人は変わることができます。

マザーテレサの言葉を借りるならば『思考に気をつけなさい』です。

普段感じる何気ない違和感や疑問

そして思い描いていた理想を

どうか持ちつづけてください。

そして、自分の理想に

『どうしたら、近づける？』

と自問自答することが

運命を変えることにつながることになるかもしれません。

思考を変えれば行動や習慣・性格が変わり

いつか運命を変えられる。

思考は今すぐこの記事を読んでいる

今からも変えられます。

看護師歴16年目、私もより良い人生

理想に向かって模索中です。