4月の入学したての私たちは
正直気持ちはまだ高校生でした。
教員からみたら、ひどく
扱いづらいだろうなと今は思います。
最初の授業はカリキュラムの説明が
メインでした。
必要な単位のこと。どのように授業
を受けるのか。
大学における決まり事など
事務的な話が多い。
選択式の授業については、
とってもとらなくても
どちらでも良いけど、
後々単位として必要になるので最初に
取ってしまったほうが後が楽になる
ということで
全員が選択していました。
1限から5限まで、毎日フルコマ。
朝は8時45分、終わりは17時。
一般的な大学であれば、もっと自由で
午前だけとか、午後だけ、3限だけとか
いろんな選択ができると聞きました。
看護大学の場合は覚えることが
膨大のため、とても密な
カリキュラムだと感じます。
解剖生理学や基礎看護学、
看護学概論、基礎看護実習、
生化学、薬理学などなど…
1年生は看護の基礎となる
土台づくりです。
看護大学1年生の態度はなかなか
酷かったかもしれません。
授業中に話をする、授業中に
スマホを見る、寝る。
授業中に面白いことをする
男子生徒は、私たちの眠気覚ましになりました。
私は入学式で仲良くなったギャルの
春香(仮名)に促され、
隣に座ります。
春香の周りにはパリピが
集まっていました。
高校生まで陰キャの極みだった
私には初めての世界です。