こんにちは、矢口智子です。
3月4月は出会いと別れの季節ですね。
皆さんにとって、印象に残っている人はいますか。
今日は私の話を少し。
新卒で入職した病院で出会った同期がいます。
私から見ると彼女はいつも明るくポジティブで、ムードメーカー的な存在でした。
当時の私は、看護師になったは良いが自信がなく緊張の日々。
不器用・人見知り・緊張しいな特徴が顕著に現れていたと思います。
できない自分に落ち込みながら、毎日必死でした。
今思い出してもちょっと苦しくなるくらいに。
緊張し過ぎて当時の師長に「笑う練習したほうがいいよ」と言われたほど。
この一言でさえも悔しさを感じたことを覚えています。
今思うと、『何でも完璧にやらなきゃいけない』と思っていました。
そんなこと無理なのに。
そして、先輩や同期たちに支えられ、ひたすら働き4年が経とうとしていた時。
私が他部署へ異動することになったのです。
彼女が手紙をくれた中に、こんな言葉がありました。
「ともちゃんはいつも頑張ってるから、良い加減で無理しないで頑張ってね!」
『良い加減』って良い言葉だなと思いました。
同時に、
彼女は私を見ていてくれたのだなと、嬉しくなったことを今でも覚えています。
病院で働いているあいだは、なかなか良い加減にはできませんでしたが、
今は自分の良い加減がわかるようになってきました。
というのも、
私自身が①できること②やりたいこと③大切にしたいことが明確になったからだと思います。
この3つは、自分の人生の中において、です。
さぁ新年度。
仕事・学校だけに忙殺されてしまうのはもったいない。
プライベートも合わせて、良い加減で過ごせるように。
時々、自分を見つめ直す時間をつくって振り返ってみてください。
名前:矢口智子
性別:女性
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ブログ:知っているようで知らない?若手看護師・看護学生向けお役立ちブログ
【プロフィール】
矢口智子
のんびり働きたいと思っていたがHCU・ICU・NICU・GCUで10年間過ごし、看護教員を約1年経験した後退職。昨年夏に出産し現在は子育てに奔走中。大人しめに見えるらしいが情熱を秘めているタイプ。虫は苦手だけど自然に触れることが好き。最近は、子どもから高齢者まで暮らしやすい地域づくりに興味